恋愛・こころ

「好きなのに苦しい」
恋愛で疲れてしまうあなたへ

やわらかな灯りのなか、ひとり考えごとをする女性

好きな人なのに、一緒にいると、なぜか心がすり減っていく。会えるとうれしいはずなのに、いつも不安で、気づけば疲れきっている——。「好きなのに、苦しい」。その矛盾した気持ちに、戸惑い、ひとりで抱えこんでいませんか。好きだからこそ、簡単に手放すこともできず、苦しさだけが積み重なっていく。そんな恋愛に疲れてしまったあなたへ、この記事では、その苦しさの正体と、少し楽になるための考え方を、三宿・太子堂、昭和女子大近くの女性のための相談サロン「ソラス」が、そっとお話しします。

「好き」と「苦しい」が、同居するとき

本来、好きな人と過ごす時間は、心が満たされ、安心できるものであってほしいもの。けれど、「好き」という気持ちと、「苦しい」という感覚が、同じ恋のなかに同居してしまうことがあります。好きなのに、一緒にいて心が休まらない。幸せなはずなのに、いつも何かに怯えている。その違和感は、見て見ぬふりをしていると、少しずつあなたの心をすり減らしていきます。

まずお伝えしたいのは、「好きなのに苦しい」と感じること自体は、おかしなことではない、ということです。恋愛には、喜びだけでなく、不安や葛藤がつきもの。けれど、その苦しさがあまりに大きく、いつも心が疲れているなら、一度立ち止まって、その正体を見つめてみる価値があります。自分の気持ちにふたをせず、「いま、わたしは苦しいんだ」と認めることが、その第一歩です。

その苦しさは、どこから来るのか

「好きなのに苦しい」——その苦しさの背景には、いくつかのものが隠れていることがあります。よくあるのが、「不安」です。相手の気持ちが見えず、いつ離れていくかわからない。そんな不安を抱えたまま付き合っていると、心は休まる時間を失い、すり減っていきます。連絡が来ないだけで動揺し、相手の機嫌に一日じゅう左右される——そんな状態は、とても疲れるものです。

もうひとつ多いのが、「我慢」です。相手に嫌われたくなくて、本当の気持ちを飲みこみ、相手に合わせてばかりいる。自分の意見を言えず、いつも相手を優先している。こうした我慢が積み重なると、知らないうちに大きなストレスとなって、心を苦しめます。「好きだから、これくらい」と続けているうちに、自分の心がすり減っていることに、気づけなくなってしまうのです。苦しさの正体を知ることは、その苦しさと向き合う、大切な手がかりになります。

我慢のサインに、気づいていますか

恋愛で疲れているとき、自分がどれだけ我慢しているかに、案外気づけていないものです。次のようなことに、心当たりはありませんか。一つでも当てはまるなら、知らないうちに無理を重ねているサインかもしれません。

  • 本当の気持ちを、言えない:嫌われるのが怖くて、不満や要望を飲みこんでしまう。
  • いつも相手に合わせている:会う日も、行く場所も、相手の都合や好みが優先になっている。
  • 相手の機嫌をうかがってばかり:相手の表情や態度に、いつもびくびくしている。
  • 会ったあと、どっと疲れる:楽しいはずの時間のあとに、心が重く、ぐったりしてしまう。
  • 自分が悪いと思いがち:うまくいかないと、いつも「自分のせいだ」と感じてしまう。

こうしたサインは、あなたが相手を大切に想うあまり、自分を後回しにしてしまっている証かもしれません。我慢に気づくことは、自分をいたわるための、大切な一歩です。

自分を、後回しにしていませんか

好きな人ができると、その人のことで頭がいっぱいになり、自分のことが後回しになりがちです。相手の予定に合わせ、相手の気持ちを優先し、自分の楽しみや、自分の時間を犠牲にしている。気づけば、生活の中心が「自分」ではなく「相手」になっている——そんな状態は、恋愛で疲れてしまう、大きな原因のひとつです。

もちろん、相手を思いやることは、大切なこと。けれど、それが「自分を犠牲にすること」とセットになってしまうと、関係は少しずつ苦しいものになっていきます。相手を大切にするのと同じくらい、いえ、それ以上に、自分自身を大切にしていい。あなたの気持ちや、あなたの時間は、相手のそれと同じだけ、価値のあるものです。「自分を後回しにしていないか」——ときどき、自分に問いかけてみてください。

「好きだから」が、自分を縛っていないか

「好きだから、我慢できる」「好きだから、これくらい平気」——そんなふうに、「好き」という気持ちを理由に、苦しさに耐え続けていませんか。好きだからこそ、関係を壊したくなくて、つらさを口に出せない。好きだからこそ、相手の問題ある言動も、許してしまう。「好き」という気持ちが、いつのまにか、自分を苦しい場所に縛りつける鎖になってしまうことがあります。

でも、本当に大切な関係なら、あなたが我慢し続けることで成り立つものではないはずです。「好き」という気持ちは尊いものですが、それは、あなたが苦しみ続けなければならない理由にはなりません。もし「好きだから」という言葉で、自分のつらさにふたをしているなら、一度、その鎖をゆるめてみてください。あなたには、好きな人と一緒にいながらも、心穏やかでいられる関係を求める権利があります。

恋愛で疲れる「がんばりすぎ」のかたち

恋愛で疲れてしまう方に、よく見られるのが、「相手のために、がんばりすぎてしまう」という傾向です。相手に好かれようと、必要以上に尽くしたり、相手の気持ちをつなぎとめようと、いつも不安に駆られて確かめたくなったり。相手が自分のすべてになってしまい、相手の言動に心が大きく揺さぶられる。そんな状態は、心をとても消耗させます。

こうした傾向は、あなたが愛情深く、一生懸命だからこそ起こるものです。決して、責められるべきことではありません。けれど、相手に心を注ぎすぎて、自分が苦しくなっているなら、少しバランスを見直してみる必要があります。相手への想いと同じだけ、自分自身にも目を向けて、自分の心を満たしてあげること。それが、すり減らない恋愛の、大切なバランスです。もし、相手のことで頭がいっぱいで、生活や心に大きな支障が出ていると感じるなら、ひとりで抱えず、信頼できる人や専門家に気持ちを話してみることをおすすめします。

関係と、心地よい距離をとる

恋愛で疲れてしまったとき、有効なのが、相手や関係と、少し距離をとってみることです。距離をとるというと、別れることのように聞こえるかもしれませんが、そうではありません。相手にすべてを注ぐのをいったんやめて、自分の心を見つめる時間をつくる、ということです。物理的に少し会う頻度を見直してもいいし、心のなかで、相手と自分のあいだに、健やかな境界線を引いてみるのもよいでしょう。

距離をとると、これまで相手のことでいっぱいだった心に、少し余白が生まれます。その余白のなかで、「自分は本当はどうしたいのか」「この関係は、自分にとって心地よいものなのか」が、見えやすくなります。相手に飲みこまれずに、自分を保つこと。それは、関係を続けるにしても、見直すにしても、あなたにとって大切な土台になります。少し離れて眺めることで、見えてくるものが、きっとあります。

まず、自分の心を取り戻す

恋愛で疲れきっているとき、いちばん大切なのは、相手をどうにかすることではなく、まず自分の心を取り戻すことです。相手のことで占められていた心と時間を、少しずつ自分のために使ってあげましょう。好きなことをする、心地よく過ごせる場所へ行く、大切な友だちと会う、からだをいたわる。自分を満たす時間が、すり減った心を、ゆっくりと回復させてくれます。

自分の心が元気を取り戻すと、不思議と、恋愛との向き合い方にも余裕が生まれます。相手の言動に一喜一憂してばかりだったのが、少し落ち着いて受けとめられるようになる。「相手がいないとだめ」だった心が、「自分は自分で立っていられる」と思えるようになる。自分自身が満たされていることは、健やかな恋愛の、何よりの基盤です。恋に疲れたときこそ、自分をいたわり、自分の心を取り戻すことを、いちばんに考えてあげてください。

ひとりで抱えこまず、話してみる

「好きなのに苦しい」という気持ちは、とても複雑で、ひとりで整理するのが難しいものです。好きという気持ちと、つらいという気持ち、別れたくない気持ちと、楽になりたい気持ち——いくつもの感情が、心のなかで複雑に絡み合っています。そんなとき、誰かに話して、その絡まりを一緒にほどいてもらうことが、大きな助けになります。

声に出して言葉にすることで、こんがらがっていた気持ちが整理され、「自分は本当はこう感じていたんだ」と気づくことがあります。身近な人には話しにくいときは、第三者に話すという選択も。ソラスには、恋愛の悩みを否定せずに聴くカウンセリングがございます。否定も、急かしも、アドバイスの押しつけもしません。あなたの複雑な気持ちに、ただ静かに寄り添います。なお、つらさで眠れない、何も手につかないなど、生活に大きな支障が出ているときは、我慢せず、医療機関などの専門家を頼ってください。それは、自分を大切にする、勇気ある選択です。

おわりに ― あなたの心が、すり減らないように

「好きなのに苦しい」という気持ちは、あなたが真剣に、相手を想っているからこそのもの。その想いは、決して否定されるべきものではありません。けれど、好きという気持ちのために、あなたの心がすり減り続けてしまうのは、とても悲しいことです。我慢のサインに気づき、自分を後回しにせず、自分の心を取り戻していく。それが、すり減らないための、大切なケアです。

相手を大切にするのと同じくらい、どうか自分自身を大切にしてあげてください。そして、ひとりで抱えるのがつらくなったら、誰かに話してみてください。心とからだが疲れたときは、まるごとゆだねて、ほどく時間も。三宿・太子堂、昭和女子大すぐの静かな個室で、あなたの揺れる気持ちに、そっと寄り添う時間を、ソラスがご用意しています。あなたの心が、これ以上すり減りませんように。

その複雑な気持ち、ひとりで抱えないで

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ソラス編集部

三宿・太子堂(昭和女子大近く)の女性専用オイルリラクゼーション&恋愛・人生相談サロン。からだとこころの「ほどく」を綴ります。