恋愛・こころ

自己肯定感が低いと感じる女性へ
自分を大切にする第一歩

やわらかな光のなかで、静かに自分と向き合う女性

「どうせ私なんて」が、いつのまにか口ぐせになっている。何かにつけて自分を責めてしまい、自分のことが、なかなか好きになれない。人と比べては落ちこんで、自分に自信が持てない——。そんなふうに、自己肯定感の低さに悩んでいる方は、少なくありません。けれど、自己肯定感は、生まれつき決まっているものではなく、これから少しずつ育てていけるものです。この記事では、自己肯定感とどう向き合い、自分を大切にしていけばいいのかを、三宿・太子堂、昭和女子大近くの女性のための相談サロン「ソラス」が、やさしくお話しします。

自己肯定感とは、どんなもの

自己肯定感とは、ひとことで言えば、「ありのままの自分を、価値ある存在として認められる感覚」のことです。何かができるから、誰かに認められたから、ではなく、ただ「自分は自分のままでいい」と思える、心の土台のようなもの。この土台がしっかりしていると、多少のことでは揺らがず、安心して自分らしくいられます。

大切なのは、自己肯定感は「自信」とは少し違う、ということです。自信が「何かができる」という、条件つきの感覚であるのに対して、自己肯定感は、できてもできなくても、「自分には価値がある」と思える、無条件の感覚です。だから、特別な才能や実績がなくても、自己肯定感は持てるのです。そして、いまそれが低いと感じていても、心配いりません。自己肯定感は、これからの心がけ次第で、少しずつ育てていくことができます。

「どうせ私なんて」の、背景にあるもの

「どうせ私なんて」という気持ちは、ある日突然わいてくるものではなく、これまでのさまざまな経験のなかで、少しずつ育まれてきたものです。たとえば、子どものころに十分にほめられなかったり、否定的な言葉をかけられ続けたり。あるいは、誰かと比べられて育ったり、つらい経験をしたり。そうした積み重ねが、「自分には価値がない」という思いこみを、心に根づかせてしまうことがあります。

ここで知っておいてほしいのは、自己肯定感が低いのは、あなたのせいではない、ということです。あなたがダメだからでも、努力が足りないからでもありません。これまでの環境や経験が、たまたまそう思わせてきただけ。だから、自分を責める必要はまったくありません。むしろ、そんな思いこみを抱えながらも、ここまでがんばってきた自分を、ねぎらってあげてください。「どうせ私なんて」は、変えられない事実ではなく、これからほどいていける「思いこみ」なのです。

自己肯定感は、恋愛にも影響する

自己肯定感の低さは、恋愛にも影響することがあります。「自分には価値がない」と感じていると、「こんな自分を好きになってくれる人なんて」と、相手の愛情を素直に受け取れなかったり、嫌われることを過剰に恐れて、相手に合わせすぎてしまったりします。自分に自信が持てないぶん、相手に依存的になったり、逆に、傷つくのが怖くて心を閉ざしてしまったりすることも。

また、自己肯定感が低いと、自分を大切にしてくれない相手であっても、「自分にはこれくらいがお似合いだ」と、つらい関係を受け入れてしまうことがあります。けれど、あなたには、自分を大切にしてくれる人と、対等で心地よい関係を築く価値が、ちゃんとあります。自己肯定感を育てることは、健やかな恋愛をするうえでも、とても大切な土台になります。まずは、自分自身との関係を、見つめ直すことから始めてみましょう。

自分を責める「くせ」に、気づく

自己肯定感が低いとき、多くの場合、「自分を責めるくせ」が身についています。何か失敗すると、「やっぱり自分はダメだ」。人に何か言われると、「自分が悪いんだ」。うまくいかないことがあると、すべて自分のせいにしてしまう。このくせは、あまりに自然になっていて、自分では気づきにくいものです。

自分を大切にする第一歩は、まず、この「責めるくせ」に気づくことです。「あ、いま自分を責めているな」と、心のなかの声に気づけるようになるだけで、変化が始まります。そして、もし大切な友だちが同じ状況にいたら、あなたは「あなたのせいじゃないよ」「よくがんばったよ」と、やさしい言葉をかけるはずです。その同じやさしさを、自分にも向けてあげてください。自分を責める声が聞こえたら、「友だちにかけるなら、なんて言うかな」と、問いかけてみる。それが、責めるくせを、やさしくほどいていくきっかけになります。

心のなかの「もうひとりの自分」に自分を責める声に気づいたら、すぐにそれを信じこまず、「本当にそうかな?」と問い直してみましょう。心のなかの厳しい声は、事実ではなく、ただの「思いこみ」であることが、とても多いのです。

他人と比べるのを、少しやめてみる

自己肯定感を下げる大きな原因のひとつが、「他人との比較」です。SNSを開けば、キラキラした誰かの日常が目に飛びこんできて、「それにくらべて自分は」と落ちこんでしまう。友だちや同僚と、自分を引きくらべては、足りないところばかりが気になる。けれど、他人と自分を比べている限り、心が安らぐことはありません。上には上がいて、比較に終わりはないからです。

そもそも、人にはそれぞれ違う個性や、歩んできた道があり、単純に比べられるものではありません。SNSに映る誰かの姿は、その人の「いいところ」を切り取った一面にすぎません。比べるなら、他人とではなく、「昨日の自分」と。少しでもできるようになったこと、がんばれたことに目を向けて、自分の歩みを認めてあげましょう。他人のものさしを手放して、自分自身のものさしで、自分を見てあげること。それが、心を軽くしてくれます。

「できたこと」に、目を向ける

自己肯定感が低いと、つい「できなかったこと」「足りないところ」ばかりに目が向いてしまいます。けれど、その視線を、「できたこと」へと向けかえるだけで、自分への見方は少しずつ変わっていきます。どんなに小さなことでも構いません。今日できたこと、がんばれたことを、意識的に見つけてあげましょう。

「朝、ちゃんと起きられた」「仕事をひとつ終えられた」「疲れていたけど、自炊できた」——そんな、当たり前に思えることでも、立派な「できたこと」です。寝る前に、その日できたことを、心のなかで、あるいはノートに、三つ書き出してみるのもおすすめです。小さな「できた」を積み重ねていくと、「自分も、ちゃんとやれている」という感覚が、少しずつ育っていきます。自分のいいところや、がんばりを、自分で認めてあげること。その小さな肯定の積み重ねが、自己肯定感を育てる、確かな一歩になります。

自分に、やさしい言葉をかける

わたしたちは、知らないうちに、自分に対してとても厳しい言葉を投げかけています。「またできなかった」「どうしてこうなんだろう」——もし、同じ言葉を大切な人に毎日かけていたら、その人はどんなに傷つくでしょう。自分にかける言葉を、もっとやさしいものに変えていくことは、自己肯定感を育てるうえで、とても大切です。

失敗したときは、「ダメだ」ではなく、「次があるよ」。疲れたときは、「もっとがんばれ」ではなく、「よくやっているよ、休もう」。大切な友だちにかけるような、あたたかい言葉を、自分にもかけてあげてください。自分にやさしくすることは、甘えでも、わがままでもありません。自分を大切にあつかう、ごく自然な営みです。最初はぎこちなくても大丈夫。少しずつ、自分にやさしい声をかける習慣が、あなたの心の土台を、あたためていってくれます。

自分を、大切に扱うということ

自己肯定感を育てるうえで、考え方を変えることと同じくらい大切なのが、「自分を大切に扱う」という、具体的な行動です。心は、行動から変わっていくこともあります。自分のことを大切な存在として扱ってあげると、「自分は大切にされる価値がある」という感覚が、少しずつ育っていくのです。

難しいことではありません。きちんと食べて、しっかり眠る。疲れたら休む。好きなことをする時間を持つ。心地よい場所で過ごす。そして、がんばっているからだを、ていねいにいたわってあげる。自分を後回しにせず、自分にも、ちゃんと手をかけてあげること。それが、自分を大切にするということです。たとえば、あたたかなオイルに包まれて、こわばった心とからだをまるごとほどく時間を持つのも、「自分を大切にあつかう」、やさしい一歩になります。自分をいたわる時間は、自己肯定感を育てる、心地よい栄養になるのです。

ひとりで抱えこまず、頼っていい

「どうせ私なんて」という思いこみは、長い時間をかけて根づいたものなので、ひとりで変えていくのは、簡単ではないかもしれません。そんなときは、ひとりで抱えこまず、誰かに気持ちを話してみてください。自分の心のうちを、否定されずに聴いてもらえる経験そのものが、「自分は受けとめてもらえる存在なんだ」という、自己肯定感の土台になります。

ソラスには、こころのもやもやを否定せずに聴くカウンセリングがございます。あなたを評価したり、ジャッジしたりすることは、一切ありません。ただ、ありのままのあなたの気持ちに、静かに耳を傾けます。誰かに肯定的に受けとめてもらう時間は、こわばった心を、やさしくゆるめてくれます。なお、自分を責める気持ちがあまりに強く、つらくて何も手につかない、消えてしまいたいと感じる——そんなときは、我慢せず、医療機関などの専門家に相談してください。専門家を頼ることは、自分を大切にする、とても勇気ある選択です。

おわりに ― あなたは、そのままで価値がある

最後に、いちばん大切なことをお伝えします。あなたは、何かができるから価値があるのではなく、そこに存在しているだけで、すでに価値のある人です。「どうせ私なんて」という声は、これまでの経験がつくった思いこみにすぎず、本当のあなたの価値とは、関係ありません。その思いこみは、これから少しずつ、ほどいていけます。

自分を責めるくせに気づき、他人と比べるのをやめ、できたことに目を向け、自分にやさしい言葉をかけ、自分を大切に扱う。そんな小さな一歩の積み重ねが、あなたの心の土台を、ゆっくりとあたためていきます。焦らず、自分のペースで大丈夫。そして、心とからだが疲れたときは、まるごとゆだねて、ほどく時間を。三宿・太子堂、昭和女子大すぐの静かな個室で、ありのままのあなたを、ソラスはやさしくお迎えします。あなたは、そのままで、十分に価値のある人です。

ありのままのあなたを、お聴きします

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ソラス編集部

三宿・太子堂(昭和女子大近く)の女性専用オイルリラクゼーション&恋愛・人生相談サロン。からだとこころの「ほどく」を綴ります。